昔はお風呂掃除が苦手でした。
基本、掃除が苦手だったので、何も苦手なのはお風呂だけではなかったのですが・・・
なぜ、お風呂掃除が苦手だったのかといいますと、バスタブを洗う中腰の姿勢がだめでした。
腰痛持ちなんですね。
オマケに力がないので、スポンジを握ってゴシゴシやるのが苦手だったんです。
今は、スポンジの付いた柄の長い掃除道具を使ってゴシゴシやるので、腰痛にはなりにくいです。
たまに熱心にやり過ぎると「腰が痛い・・・」となりますので、用心して、あまり集中してやらないようにしています。
お風呂掃除はカビ掃除がたいへんなんです。
なので、カビを生やさないようにしてからは、お風呂掃除がすごく楽になりました。
風呂掃除のやり方とコツ
重点的にやるのは床・天井から20㎝以内です。
もし、腰痛持ちでなかったら、道具は手に余る大きめのスポンジを使います。
手が疲れないように、一度で広い範囲を洗いたいから。
順番は浴槽の中、まわり、天井、壁、床、蛇口です。
とくに、床から20㎝、天井から20㎝以内は汚れが集中しているので、とくに念入りに磨いてください。
お風呂に入った時に見えるところ、タイルの目地などを重点的に磨きます。
こびりついた汚れはクレンザーで磨きましょう。
簡単には落ちないので、お湯をかけながら、少しずつ磨いてください。
一度に取ろうと頑張らずに、少し磨いてはお湯をかけて、汚れを緩ませながら取るのがコツです。
作業中は窓を開けて、換気扇をまわして、換気を充分にしましょう。
最後の仕上げは、乾いたタオルでからぶきしてください。
バスルームが乾きやすくなって、カビの予防になります。
風呂掃除って、けっこう疲れる…そんな時はこちら

カビを寄せつけない方法
お風呂場はカビの温床です。
温かくて、湿っていて、カビが好きそうな石けんカスなどがたっぷりありますから。
カビに生えてくださいと言わんばかりの環境なんですね。
水回りのカビは厄介ですが、押入れや壁などの乾いたエリアに比べれば、水を使って掃除ができるので楽なんです。
先にもいいましたが、カビの原因は湿気、温度、養分(汚れ)です。
お風呂にはこれらがそろっているのでカビが生えやすくなります。
ちょっと油断すると、床がピンク色のカビでぬるぬるしています。
もっと放っておくと、ドアのパッキンが真っ黒に!
定年退職後に掃除を熱心にやってくれている私の主人は、とくにこのパッキンのカビと闘ってくれました。
今は、黒カビがいなくなり、とっても快適なお風呂になっています。
一度にはキレイにならないからと、少しずつ少しずつ、黒カビをやっつけてくれました。
今は私がカビのパトロールをしています。
ちょっとでもカビを見つけたら、その場でカビ退治です。
そうすると、簡単にやっつけられるんです。
早期発見、早期掃除ですね。
バスタブにお湯をためるときから、お風呂を出て寝るくらいまでは換気扇を回します。
でも、冬場は寒いので、私は換気扇を回しません。
そのかわり、お風呂を上がったら窓を解放します。
窓を開けたり、換気扇を頻繁に使って、換気を充分にしましょう。
からぶきをして、床や壁に水分を残さないようにするのがカビを防ぐコツです。
そして、一番大事なことは汚れをためないことです。
そうすれば短時間で掃除が終わり、いつもキレイを保てます。
カビを取る方法
カビはいきなりカビ取り剤を使わなくても、段階的に楽にカビを取る方法があります。
第1段階 シャワーの水圧
シャワーをかければ、60%のカビ取れます。
熱めのお湯をかけて、カビをやっつけましょう。
第2段階 クレンザーで磨く
クレンザーで磨くと、初期のカビならきれいに取れてしまいます。
ピンクカビなんか、とっても簡単に取れますから。
第3段階 カビ取り剤を使う
第1段階、第2段階で取れなかったカビは、カビ取り剤で漂白して取ります。
カビキラーなど、カビ取り剤は刺激が強いので、気をつけてくださいね。
私が育てたカビはとてもしつこくて、カビキラーを一回使ったくらいでは真っ白にできませんでした。
主人が、何度も何度もカビに挑戦してくれました。
ありがたいですね。
かなり強力なカビ取り剤も販売されていますが、普通のカビならカビキラーで充分きれいになります。
あまりひどくならないうちに、カビをやっつけてくださいね。
まとめ
お風呂掃除は嫌いでしたが、毎日やっていると習慣になり、今は天井や壁をからぶきして終わります。
やればできるもんですねぇ・・・
カビはこまめに掃除をして、簡単に取れるうちにやっつけましょう。
お風呂上りに熱いお湯をかけるだけで、かなりカビを防げますよ。